「話を聴くプロ」浮世満理子オフィシャルブログ

「話を聴くプロ」 全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー、メンタルトレーナー 浮世満理子の公式ブログです。

タグ:メンタルトレーニング

 

心が元気になる箱庭

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箱庭というと、
単に、プラモデルを組み立てたり、
城や庭園を作ったりと、
子どものころ、誰もが一度は経験したことのある
楽しい遊び。

子どもがやっているウルトラマンごっこや、
リカちゃんハウスも、
箱庭遊びの延長ですよね。

大人になってもフィギュアにハマる人も多いですし、
オリジナルチャームなんかも、
広い範囲で作って楽しむ文化です。

そう、創造すると心が元気になるのです!


心理療法としての箱庭

さて、その一方で、
箱庭療法というれっきとした、心理療法があります。
心理学者の河合隼雄先生が、
日本にご紹介されたことで有名です。

言葉の表現がうまくできなくても、
箱庭を造ると世界が共有でき、
子どもたちも抵抗なく、
カウンセリングを受けることができます。

昔から、お寺の庭園にも宇宙を描いた、
イメージ力豊かな日本人には
とても適したセラピーとも言えますね。

ココロゴトカフェのカウンセリング

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ココロゴトカフェでは、
箱庭療法に関連のあるユング心理学や投影法を学んだ、
信頼ある全国統一認定資格の
プロフェッショナル心理カウンセラーが、
ココロトークの担当をしています。

(プロフェッショナル心理カウンセラーが
 いかにハードなトレーニングを積まないと
 取得できない資格か、は、
 全国心理業連合会のホームページ
 ご参考にしてください)

ミニチュアイメージ
しかしながら、オープンスペースのカフェで
カウンセリングをすることは、
いままでのカウンセリングではないことなんです。

自分の話が聞こえたら嫌!という人もいますし、
箱庭療法で規定されている箱庭の箱は、
かなり大きくてカフェのテーブルには乗らない!

だから箱庭を通じて自分を知るという活動は、
一部のカウンセリングルームで療法として使われていて、
一般の方には敷居が高いものになっていたんです。


誰でも気軽にカウンセリングが受けられるカフェ

電通こころラボの調査によると、
「あなたはどこでカウンセリングを受けたいですか?」
という質問に対して、
カウンセリングルーム、と答えた人は皆無で、
自宅やカフェなどが多かったのです。

つまり、カウンセリングは、
密室で何をしているのかがわからない、
だから受けたくないし、
受けれないというイメージだったのですね。

それなら、ということで、全国心理業連合会の
新しいカウンセリングサービスの産業化として、
ココロゴトは誕生しました。

プロフェッショナルなセラピストが担当

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だから実は、運用には厳格なルールがあって、
対応するカフェセラピストは全て資格をもっているし、
スピリチュアルや宗教の禁止など、
心理カウンセラーの倫理規定もしっかり守るべく
日々、セラピストのトレーニングや
スーパービジョンは欠かせないのです。

話題になるだけで、
中身がペラペラならきっと長続きはしません。

話題だけではなく、文化になる。

私たちがプロフェッショナル心理カウンセラーにとって
大切なのはそういうことです。


サンデージャポンをご覧になった京都大学の教授から、
ステキなメッセージをいただきました。

従来の箱庭療法ではなく、
箱を小さいサイズにして
カフェなどで適用できるように
なったのはすばらしいアイデアであり、
これを機に箱庭療法がまた日本で
活発になればいいですね。

箱庭療法を日本に導入した
故、河合隼雄先生も、
きっと喜ばれたのではないかと思います。

というメッセージでした。
とても嬉しく、真摯に受け止めています。

日常の中で地域に根付くカフェ

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ココロゴトカフェは気軽に気づきを得たり、
自分の心を整理したりしていただく、
地域に密着したカフェでありたいと思っています。

学校でいじめられたりした時に、
ココロゴトカフェに来る。

サラリーマンやOLの人が、
何か嫌なことがあって家に帰るのがつらいときに、
ココロゴトカフェに立ち寄る。

また、トップアスリートたちや管理職たちは、
自分で仕事の結果を出すために、
メンタルトレーニングを受けるために
ココロゴトカフェにやってくる。

ココロゴトカフェの文化が、
心理カウンセリングの文化が広がっていきます。

全国でココロゴトカフェのソーシャルモデルを
展開していきたいとも思っています。
素敵なカフェに行きたい方、
またカフェをつくっていきたい方、
ぜひ、運営母体である
アイディアヒューマンサポートサービスまで
ご連絡いただければと思います。

プロフェッショナル心理カウンセラー
メンタルトレーナー 浮世満理子

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みなさんこんにちは。
プロフェッショナル心理カウンセラーの浮世です。

先日、フジテレビの深夜のテレビ番組
「いただきハイジャンプ」で
「子どもの苦手の克服法」という、
わたくし浮世満理子の監修コーナーが
放送されました。

実はこのコーナー、すでに5回目となり、
毎回100%の成功率を誇っているのだとか。
たくさんロケをした中で、
成功したものだけがオンエアされているのではなく、
毎回成功するコーナーとのことです。

そこで、多くの方から浮世宛に

「あれは本当に効果があるの?」
「どういうバックグラウンドで、
 あのようなことができるのか?」

というたくさんのお問い合わせをいただきました。

そこで、今回はいただきハイジャンプでも
監修をさせていただいている
『苦手の克服法』について、
心理学とメンタルトレーニングの観点から
解説させていただきます。

  1. 応用プログラムは【イメージトレーニング】
    イメージトレーニングというと、
    「オリンピックアスリートが今から起こることを頭の中で想定をすること」
    と思っている方も多いと思います。
    ただ、これはイメージトレーニングの中の一部である
    『イメージリハーサル』というもの。
    イメージの中で予行練習をすることです。

    今回はイメージトレーニングの中でも、
    自分の感情や苦手意識にアプローチして、
    その苦手な感覚を「書き換える」という、
    通常私たちが「イメージセラピー」と呼んでいる
    イメージトレーニングを応用していただいております。
     
  2. 苦手意識は【過去の体験】
    「人間が苦手だと思うものの多くは、
     過去に苦手だと結びつく嫌な体験をしている」ということ。

    例えば、ピーマンが嫌いな子は、「ピーマンが嫌い」というふうに
    生まれた時から思っているのではなくて、
    ピーマンを食べたときに、
    「苦かった・固かった・匂いがツンとした」等というふうに
    自分の中の「マイナスの感情」と、
    ピーマンを食べるということが結びついて、
    「ピーマンは食べたくない
    =ピーマンが苦手・ピーマンが食べられなくなる」
    というふうに繋がっていきます。

    つまり、実際には、
    極端に痛みや苦しみなどが起こりうる行為ではないけれど、
    なんとなく嫌な感情と結びついているために、
    「それが苦手」という意識になっていくことがよくあります。

    子どものころ、「犬に追いかけられたから犬が苦手」とか
    「目の前でハトなどの鳥が急に飛び立って、
     驚いたから鳥が苦手」という人も、意外に多いそうです。
    そのマイナスの体験を、
    プラスの感情体験に書き換えることができれば、
    自分の中で嫌いになる必要がない、
    つまり拒否する必要がなく、
    それらの苦手意識から解放されるのだと私たちは考えています。
     
  3. ポイントは【夢の中で】ということ
    今回のものの中で、一番のポイントとなるのは、
    「夢の中で」ということです。
    眠っている子どもを起こすということには少し抵抗はありますが、
    嫌がっているのに強制的に、無理に起こさない、
    ということをアドバイスさせていただいており、
    あくまで子どもに声をかけ自然に起きるのを待ってもらう。

    そうすることでなんとなく寝起きで、
    「半覚醒状態(朦朧としている)」という状態の中で、
    より強くイメージなどが書き込まれる、
    ということの助けになっています。

    自分が苦手だと思っていた、
    ピーマンやバナナなどの食材と遊ぶことで、
    自分の中の、「イヤ!」というイメージが、
    「楽しい!」とか「おもしろい!」という感情に、
    書き換わっていきます。

    感情が書き換わっていくと結果として、苦手だと思う必要がない。
    つまりそれらが「食べられる」ということに繋がっていきます。

    つまりポイントは、
    苦手だと思っていたものの感情を書き換えるために、
    楽しい時間を過ごすことができるか?
    楽しく遊べるか?ということです。
     
子どもに苦手な食べ物や苦手なものを克服させたい、
と思っている親は多いものです。
夢の中で、「ピーマンの妖精になって遊ぶ」
などということをしなくても、
もしかしたら楽しい経験や良い経験を与えてあげることで、
苦手のイメージは書き換えられるのではないかと思います。

人間の深層心理は、まだまだ様々な可能性を含んでいるもの。
一度苦手になったからといって諦めてしまうのではなくて、
いろいろな形で、それらを自分の力で書き換えていくことができる。

それがカウンセリングであり、
メンタルトレーニングであると私自身は思っております。

プロフェッショナル心理カウンセラー
メンタルトレーナー 浮世満理子

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ベガルタ仙台、
サッカーのメンタルトレーニングについて。

今日は昨シーズンから担当させていただいている
ベガルタ仙台のサッカーメンタルトレーニング
についてお話ししたいと思います。

先日、日刊スポーツの東北版に
『ベガルタ仙台がメンタルトレーニングを導入した』
という記事が掲載されました。

私としては昨年より、ご縁をいただき、
ベガルタ仙台にかかわらせていただいています。
2015年はベガルダ仙台レディースを
アイディアヒューマンサポートサービスの
メンタルトレーナーチームで
担当させていただきました。

そして、トップチームの渡邉監督とは、
年に数回お話をしたりしていく中で
メンタルトレーニングというよりも、
様々な状況の整理のお手伝いを
させていただいておりました。

ご存知の通りプロリーグというのは、
壮絶に厳しい世界です。
特にサッカーは集中力が必要で、
脳を必要以上に消費させる競技だと思っています。

実際に元Jリーガーの日本代表の方に
お話をお伺いすると、
「サッカーはとにかく脳が疲れるんだ」
とおっしゃっています。

私が提唱しているのは、
プロのサッカー選手における、

『パフォーマンス向上のための脳トレーニング』

なのです。

「メンタルトレーニングを受ける」と聞くと、
あの選手はメンタルが弱いとか、
どこか病んでいるのではないか?
というネガティブな印象を持つ方もいます。

中には、メンタルトレーナーがつく、ということに、
根本的にアレルギーを感じる方、
拒否反応を感じる方も
いらっしゃるかも知れません。

しかしながら、ヨーロッパのクラブチームなどは、
ほとんどがクラブで
フィジカルトレーナー、栄養士などとともに、
プロのメンタルトレーナーを採用しています。

クリスティアーノ・ロナウド選手も、
エモーショナルコントロール
(感情のコントロール)のために、
個人でメンタルの専門家を雇っている、
ということが本に書かれているほどです。

つまり一流のスポーツ選手達は皆、
所属団体やクラブなどで、
チームのメンタルトレーナーを契約し、
かつ、自分個人でまた、自分に必要な
メンタルトレーナーを雇うということが
常識になっているのです。

日本人はある意味メンタルが強いので、
気合・根性という理由のもと、
科学的な脳や神経系、
そして自分の感情などが
パフォーマンスに及ぼす影響などが、
長い間あまり議論されずにきました。

でもそれは、練習熱心で、
非常にまじめに技術力を高めているわりには、
本番に弱く、緊張感に弱い
日本人の競技特性を生むことにも
繋がっています。

メンタルトレーニングは決して、
弱い人がやるものではなく、
一流選手がより超一流選手になるために、
一流のチームが超一流のチームとなるために、
「結果を出していくことにコミットした」
そういった、心理学・大脳生理学・
コミュニケーションスキル等の
多くのヒューマンサポートスキルの
トレーニングであると考えています。

昔は、フィジカルも
トレーナーをつける時代ではありませんでした。
「水を飲まず、気合と根性でがんばる」
というだけの時代もありました。

これからは、体を鍛えることの一歩先に進むために、
脳を鍛え、より高いパフォーマンスの向上を
みんなが考えてともに作り出していくことが
大切なのではないかと思います。

一流選手たちはみなひとりひとり、
素晴らしい個性をもった
最高の芸術作品のようです。
さらに効果的に結果を出していくために、
あと3分の集中力、
あと10センチ足が遠くまで届くようなスピードを、
それらを常にメンタルトレーニングという名のもとに、
イメージをしながらより結果を出す、
ということを意識していただけたらと思っております。

これからも定期的に、
サッカーメンタルトレーニングについて
レポートをしたいと思います。

基本的には守秘義務がかかっておりますので、
個人の情報や内容について、
お話をすることはできません。

ただし、この度、
急遽ベガルタ仙台のトップチームがスポーツ新聞に
わたくしたちのメンタルトレーニングを
公表していただいたことで、
改めて、どういったことをやっているのか、
どういったことに対して
しっかりとコミットメントしているのか、ということを、
自分の言葉で語らないといけないのだな、
ということを感じたことも事実です。

一見華やかに見える世界でも、
ひとりひとりの気持ちや、
関係者の皆さんとのコミュニケーションを重要視し、
多くの、特にスタッフやコーチの皆様や、
そして選手の皆様と
クリエイティブな人間関係を作っていかなければ、
メンタルトレーニングは宙に浮いてしまいます。

今、責任の重さをずっしりと感じながら、
ただメンタルトレーニングの価値を
信じていただいている方々のお役に立つべく、
私とメンタルトレーナーチームで
全力でがんばっていきたいと思っています。

メンタルトレーナー
プロフェッショナル心理カウンセラー
  浮世満理子
 

追伸:
日刊スポーツの東北版には、
私がサンフレッチェ広島の担当を昨年していた
という記事が、掲載されておりましたが、
これは誤りです。

これはたまたま、サンフレッチェ広島も
メンタルトレーニングを導入しているらしい
ということを、他の方がお話しをしていたことを
記者の方が取り違えて
私が担当していると誤解をされたようです。

関係者の方も気分を害されたことと思います。

今回は私本人への取材がなかったため、
こういった間違った情報が
メディアに流れてしまったことを、
非常に残念に思います。

これからは自分の言葉でも、
しっかりと語っていきたいと思いました。


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こんにちは。
もう何年もブログを更新しておりませんでしたが、
この度、思うところあり、
またブログを再開したいと思いました。

これからは、たくさん更新していきますので
また、遊びに来てください。


さて、今日は今、話題のお話から。

昨日、民放のテレビ番組にて
「宮崎議員の不倫疑惑辞職」についての、
コメントを述べさせて頂きました。

テレビではどうしても短い時間しか放送できず、
編集がなされるため、
私自身が伝えたいことを、
全ては伝わりにくいと思いましたので、
今日は、改めてここで
お伝えしたいと思っております。


私は心理カウンセラーという心の専門家として、
様々な記者会見が開かれた場合など、
テレビの報道番組から
コメントを求められることがよくあります。

例えば、記者会見に臨む方のしぐさや表情、
言葉の使い方などを拝見して、
それについて深層心理のコメントを
求められることが多いようです。

まず、基本的に私が、
テレビなどメディアのお仕事を請けるときの
私自身の目的と、大切にしていること。

それは、
「一般の方に、心理カウンセラーという存在が
 こんなにも身近にいる」
ということを認識していただく、というものです。

大学の教授やドクターなどは、
メディアで発言することが多いのですが、
心理カウンセラーという職業として発言する機会は、
最近は増えてきたとはいえ、
まだまだ少ないようです。

心理カウンセラーという名前は知っていても、
どういう人なのかわからない、とか、
イメージがわかない、といったことも
多く聞かれてきました。

私はこの活動を始めた時から、
心理カウンセリングやメンタルトレーニングを
日本の文化として定着したいという考え方のもと、
できる限りのことをしてきたつもりです。

自分からメディアに売り込むことはなくても、
いただいたお仕事はなるべく、
お受けするようにしてきました。

ただ、私の中には
そこでの明確なマイルールがあります。
それは次の信念に基づいて
出演をさせていただいているということです。


1.本音で話す

どれだけ要求をされても、
自分の思いと違うことについては、
言わないようにしている。


2.心理分析ということを使って、
人を批判したり非難するようなことはしない

例えばバラエティー番組などでは、
深層心理を暴いてタレントさんを笑う、
という企画が持ち込まれたこともありましたが、
そういうお仕事に関しては、
どれだけ人気のある番組であっても、
お断りをするようにしています。


3.個人的にはより多くの心理の専門家たちが
メディアに出て様々な角度から意見を交わし、
それらの考えや観点が違っていても、
そこの中で、心理的な考察が深まり
表層的に逃げているところだけではなく、
より深いところまで一般の方々が考え、
そして感じていただけるようになればいいのではないか

と思っています。


さて、ここで、
この度の不倫疑惑で辞職された議員の
お話をさせていただきたいと思います。

記者会見当日、急遽、
テレビ局よりご連絡をいただき、
記者会見について、映像を見た上で
コメントをほしい、というご依頼でした。

今までにも、この種のコメントは多数、
させていただいております。
STAP細胞研究問題で
記者会見を開かれた小保方女史。
酒井法子さんの女優復帰会見など。

基本的には、
記者会見された様々なコメントをされる皆様の
深層心理を読み解くボディーランゲージ等の
手法を使ってコメントをさせていただく、
というのが私に求められている役割のようです。

今回のご依頼も、質疑応答を含めて、
約1時間程の記者会見内容を
映像で見せていただきながら、
事前にテレビ局側でピックアップされていた
気になる箇所についてのコメントをお伝えしました。


今回の議員の場合は、
政治的なお話をされている時の論調と、
結婚生活や他の女性に対して語っている論調に、
非常に大きなギャップがあったことが
私の中では気になりました。

例えば、奥さんに言われた話に言及された場合、

「妻はとても厳しく、
 議員としての自覚が足りない
 というようなことを言ってました」

というように、子どもっぽい口調になっていました。

政治の理想や理念については、
強い口調でかつしっかりと言葉を使いながら
お話をされているだけに、
とても対照的だったように思います。

ただ、その分、家庭やプライベートに対しては、
もう誠実に全て洗いざらいお話をしてしまおう
というふうに思っている姿勢は見受けられました。

他の女性関係のことを聞かれても、
それらを否定したり、
言葉を重ねて言い逃れをしようとするのではなく、
ただ、全てを認めて、
申し訳ございませんでしたと頭を下げている
という姿勢には、むしろ清々しさすら感じた次第です。

私の総括的な印象としては、
もちろん多少のプライベートに言及する箇所の
言葉づかいなどに幼さ・幼児性は感じるものの、
全体的には全てを認めて、しっかりと謝罪をし、
その上で議員辞職をした、
と感じられているのだなという気はしました。

ただし、議員辞職については、
後悔や悔しさ等は強く滲みでており、
本当は辞めたくなかったのにな、と
残念な気持ちがあるようにも思えたことも事実です。


私自身はこういった謝罪などの会見をする方々に対して、
傷口に塩を塗りこむような、
追い討ちをかけて批判するようなことは、
私自身の性格上はとても向いていないと思っております。

ですので、いいとか悪いとかといった批判だけではなくて、
ただ、私自身がその人のしぐさやメッセージから
感じたことをしっかりと伝えていけるように、
私自身もきちんと真摯に
それらのコメントと向き合うようにはしています。

今回、夕方のニュースで流れた私の映像としては、
やはり一部を編集されているので、
なんとなくその方だけを批判しているように
見えてしまうようなふうに誤解をされてしまうようなところも、
あったのではないか、と思ってはいますが、
それも1つはテレビ、という
制限された時間の中でのコメントということでは、
致し方ないのではないかと思います。

これらの活動をしてこられた方を、
批判するつもりもありませんし、
ニュースというスピードと短い時間の中で、
有益な情報を伝えていかなければいけない大変さ
というところも、見ていてとても感じますので、
私としては、それをご覧になった方が、
自分なりの考えでもって、今回に限らず、
1つ1つの世の中に現れている事象について、
深く考えていただくきっかけにしていただければ、
とても嬉しく思います。

テレビなどでコメントをする仕事をさせていただくと、
私自身も、タレントさんのように思われてしまったり、
あの人はテレビに出たいからやっているのよね
と思われることも恐らくあるでしょう。

そういったことに対して、
ねたみや批判なども起こっているのではないか
ということは想像できます。
 
ただし、私自身は、

「とにかく心理カウンセラーを
 日本の中で当たり前に職業にしていきたい。
 世の中に仕事として根づかせていきたい」

という活動にしっかりと
自分の人生を捧げていきたいという思いは、
ずっと変わってはいません。

今、私自身は、
顔と名前を世の中にさらしながら、
コメントをするという立場です。

それは時には重苦しく、
自分自身で非常に苦痛に感じることもあります。

それでも、心理カウンセラーという存在が、
より身近に感じていただける日まで、
私自身しっかりとがんばっていきたい
と思っております。

私だけではなく、私の周りにもメディアに出て
コメント、発言をしている人たちもいます。
私の会社、アイディアヒューマンサポートサービスでは、
プロのカウンセラーがたくさんいるチームでもあり、
どこに出てもしっかりとコメントができるような
キャリアと奥深さも持っている人もたくさんおります。

私だけに限らず、これからも
たくさんの心理カウンセラーと呼ばれる人たちが、
メディア等で活動していただき、
より身近に感じていただくことで、
それらが1つの文化となって
世の中に伝わっていけばいいな
という願いをもっております。

プロフェッショナル心理カウンセラー
メンタルトレーナー 浮世満理子

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このブログを見て下さっているみなさんに、
ワールドカップのメンタルレポート!

まず、会場は95%くらい
コロンビアサポーター!
会場は黄色一色!
日本人は、300人いるか、いないか?
20140625_サッカーメンタルレポート1











 
このすごいアウェイ感が、
選手のメンタルにどう影響したか
はわかりませんが、
サポーターが、というより、
あとのない日本!
気合い十分で前半はかなり攻めてました。

ただ平瀬さん曰く、
『走れてないなあ』と。
ボールを持ってない選手の足が
止まるのが気になる、とおっしゃいます。

選手のメンタルは
様々な要素がありますから、
いろんな可能性を考え、
マイナス要素は事前にひとつ、ひとつ
つぶしておかないといけません。

1点を追う日本、
前半終了間際に、ゴール!!
この瞬間、
思わす立ち上がって叫んでました。
やったあ!!

前半終了間際に、同点になったのは、
メンタル的にすごく大事!
ここから、一気に勢いをつけたい!
集中できるか、が後半のカギです!
と、平瀬さん。

集中、、、、、
言葉はシンプルだけど
アスリートにとっては深い言葉。
単に気合いや根性では集中はできない。

考えすぎてもだめ。
勢いだけでもダメ。

集中とはまさに、
アスリートのメンタルの究極の姿。
問題は、この時、この状況で、
その集中ができるのか?
11人の究極のメンタルが試される?

ところが、後半になったとたん、
明らかに相手の動きが違っていて、
どんどん攻められる。
必死でしのいでも、
ジリジリ押されていくのがわかる。
苦しい苦しい。
選手の苦しみがビリビリ伝わってきて、
こちらまで苦しくなる。

がんばれ!がんばれ!
大きな声を上げていました。

がんばれ!がんばれ!
苦しさの中で、戦う選手たち。

会場はコロンビアの歓声で包まれ、
ゴールを決められるたびに、
大歓声が膨らんでいく。

3点目が入った時は、
崩れ落ちる日本人サポーターもいて、
誰もが希望の光がゆっくりと消えていくのを感じました。

でも、私は、
ここからの日本チームのがんばりに、
泣きそうになりました。

誰ひとりなげやりになることなく、
全力でボールを追う。
当たり前かもしれないけど、
あの苦しさの中、戦い続けるのは、
本当に大変なこと。

がんばれ!ニッポン!
最後まで、諦めずに。

平瀬さんいわく、ああいう状況だと、
気持ちは折れていて、
頭と身体がついていかなくて、
からまわる、と。

沈むことがわかった船が、
なおまだ懸命に舵をとりつづけるように。
苦しくても、
負けるとわかっていても戦う。

その姿が、深く深く、心に残りました。

だから、ワールドカップの結果を受けて、
日本で炎上というか、
すごく非難されていることを知り、
すごく悲しくなりました。

気持ちはわかるけど、
ひどい言葉はやめてほしいな。
一番苦しいのは選手たちだから。

世界のレベルは確かに高いけど、
日本代表が日本の宝物だという気持ちは、
私は変わらないです。

まだまだ日本のサッカーは、
発展途上ですよね!
みんなで、応援して、
若い選手も育てていきましよう!

非難ではなく、応援を。
20140625_サッカーメンタルレポート2
















日本に戻ったら、
平瀬さんたちと日本のサッカーの
メンタルトレーニングのプロジェクトを
本格的に立ち上げます!
待ってろよ!ワールドカップ!!
次は、私たち日本人が開発した
究極のサムライメンタルでリベンジだ!!

さあ、また36時間かけて、
日本に帰るぞお!

メンタルトレーナー
プロフェッショナル心理カウンセラー
  浮世満理子

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